樹木葬にして後悔したことは?樹木葬が向かないケースや状況とは

 

試してみるまでわからないということは意外に多いものです。
樹木葬もその一つで、依頼した後に

「こんなはずではなかった」

と後悔してしまうこともあります。
特に樹木葬はあまり知られていないものでもあり、
依頼時には意外な落とし穴もあるのです。

 

こうしたことを知っておけば、より樹木葬を依頼する際にも自信を持ってお願いできるようになりますから、
ここで樹木葬を依頼する際に知っておきたいポイントについて整理しておきましょう。

 

樹木葬依頼後に後悔しないために知っておきたいこと

樹木葬は魅力的なものに思えるものです。
しかし、樹木葬を実際にするとなると色々と難点も浮かび上がってきます。
そのため、すぐに依頼してしまわないようにすることが大事です。

 

○依頼費用について
例えば、樹木葬を依頼したけれども実際に樹木葬をしてもらうことになるのは数十年先なんてこともあります。
こうした際には物価の上昇などにも気をつけておきたいところです。
依頼費用は固定のこともあれば、物価にともなって費用が変わってくることもあります。
依頼費用を実際に支払うタイミングもポイントです。
こうしたこともあり、樹木葬を依頼する際には金利・物価などについてもある程度調べておきたいところでしょう。

 

○樹木葬自体むかないこともある
樹木葬自体が向かないこともあります。
物騒な話になりますが、死に方によっては樹木葬自体が出来ないこともあります。
こうした話は業者もあまりしてくれないこともありますが、後であわてないためにも突っ込んで話はしておきたいところでしょう。
また、火葬が必要になる場合には樹木葬にしても形だけの樹木葬にしかならないようなこともあります。

 

このように、樹木葬には通常の埋葬法とは違ったポイントもあるのです。
「樹木葬は見栄えが良い」といったようにイメージだけで決めてしまわないようにしておきたいところでしょう。

 

樹木葬について反対されることもある!?

○十分に話し合っておこう

樹木葬を決めた後に埋葬法について考えが変わることもあるでしょう。
親戚などが樹木葬に反対することもあります。
このように、樹木葬は葬式・埋葬について深く関わってくることでもありますから、
一人では決められないということも理解しておきたいところです。

・先祖と一緒の墓に埋葬してもらうということも樹木葬だと難しい

・通常の墓地では樹木葬を一切受け付けていないこともある

・樹木葬にすることで先祖の墓が荒れてしまうこともある

 

こうしたことも樹木葬をする際の難点の一つです。
そのため、樹木葬をする際には他の人とも十分に話し合っておきたいところです。

○管理
樹木葬後には管理の手間もあります。
樹木葬は場合によっては通常の墓よりも手間がかかる場合もあるのです。
例えば、植える樹木によっては絶え間ない管理が必要になることもあります。
このため、管理費の支払いはどうなるのかといったことについても見積もり時にはっきりさせておきたいところでしょう。

 

このように樹木葬は気をつけておきたいことも多いものです。
とはいえ、樹木葬でないと出来ないこともありますし、費用が抑えられることがあるのも樹木葬の利点でしょう。
大事なのは樹木葬についてよく理解し、適した業者に依頼することです。
樹木葬用地なども事前に見ておくとともに、業者にも細かいところまで聞いておくと安心でしょう。
もしも不安な場合には他の埋葬法と合わせて検討しておくというのもおすすめです。
いずれにしても後で慌てないためにも依頼する前にじっくりと樹木葬について理解しておくということは欠かせません。
こうしたことは面倒なようにも思えますが、ある程度の用心が求められてくるのが樹木葬なのです。